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平成30年度「米づくり体験」、過去最多104校で実施。8年連続増。
2018.05.16
JA石川県中央会が実施する米づくり体験農園設置事業で、米作りに取り組む小学校が今年度、前年を7校上回る過去最多の104校となりました。
この「米づくり体験農園設置事業」は、日本人の主食であるお米について、作業体験を通じて、食料・農業に対する理解を深めることや勤労の尊さを体験することを目的とし、毎年実施されているものです。
104校の内訳は新規7、継続95、再開2校で、実施率は対象校209校(分校含む)の49.8%と8年連続で増加しており、主食に親しみ、農業や食料、勤労の大切さに触れる体験の輪が広がっています。
新規校は加賀市の錦城、山代、白山市の朝日、鳥越、金沢市の安原、内灘町の白帆台、向粟崎の各小学校。計画では大半が5月中旬に田植えを行い、その後田んぼで生育を観察する学校もあり、秋の収穫や収穫感謝祭を予定しています。
<田植え体験をする児童>
白山市蝶屋小学校では、5年生が毎年、生産者の協力を得て苗の育成、田植え、収穫の後、かき餅編みを体験し、かき餅製造施設を見学しており、荒木直子教頭は「体験を伴って日本の農業を学ぶ意義は大きい。郷土愛にもつながっている」と話しています。