トップ > 新着・重要なお知らせ > 第2回JA地域活性担当部課長・担当者検討会を開催しました。
第2回JA地域活性担当部課長・担当者検討会を開催しました。
2017.01.23
JA石川県中央会は、1月17日(火)に、JA石川教育センターにおいて、第2回JA地域活性担当部課長・担当者検討会を開催しました。
この検討会は、計4回の開催を予定しており、今回は、『地域に根ざしたJA』のビジョンを実現する方策について、(1)実現を阻害する要因(=課題)の設定と、(2)課題解決のための解決策の案出・絞込みについて、3グループに分かれ協議し、協議結果を発表しました。
【地域に根ざしたJAのビジョンを実現するための方策のうち、協議した項目】
(1)組合員が主体となった活動の仕組みづくり
(2)組合員ニーズの把握による事業展開
(3)地場農産物の消費拡大の取り組み
(4)地域農業を応援する輪の広がりに向けた取り組み
(5)広報活動の強化
(6)JA理念の共有化、浸透・拡大
【主な意見】
ビジョン | 課題 | 解決案 |
---|---|---|
(1)組合員が主体となった活動 | JA職員は、活動に対する取組み評価が低いため、意欲が向上せず、やらされ感がある。 |
・JA理念、活動指針に明記して、職員に常に意識づける。 ・活動をPRし、組合員から評価をもらうことで意欲を向上させる。 ・取組事例を定期的に紹介する。 |
(4)地域農業を応援する輪を広げる | 正組合員は准組合員・利用者から応援されている実感がない。 准組合員・利用者は農業を応援している意識がない。 |
・直売所の販売品に顔写真と説明シールを貼る。 ・直売所で地域ならではの食文化を紹介する場をもち、生産者と消費者のつながりをつくる。 ・応援メッセージを消費者から農業者へ届ける。 |
(5)広報活動の強化 | JA役職員は広報活動に対する認識が弱い。 | ・広報活動の重要性を認識する研修を行う。 ・全職員が広報担当という意識を持ってもらう。 ・役職員一人ひとりが意見を出し、広報活動を行ってもらう。 |
第3回の検討会では、先進取組事例の提供と絞り込んだ解決策に基づく戦略の具体化について検討することとしています。
第2回検討会の様子
各グループに分かれ討議する参加者。
『地域に根ざしたJA』のビジョンを実現する方策について、多くの意見が出されました。
検討会の挨拶をする藪岸地域振興部長。
地域に根ざした「JAづくり」の必要性について説明しました。
アンケートから
○実践するには、活動内容に楽しさ・わくわく感がいる。組合員・職員を巻き込むための力が必要。
○検討を通じて実現させたいテーマを掘り下げていくことで、やるべきことが見えてくる反面、これまで気づきながらそのままにしていた部分もあり、痛いところがある。