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JA地域活性担当部課長・担当者検討会を開催しました。
2017.01.11
JA石川県中央会は、12月19日(月)に、JA石川教育センターにおいて、JA地域活性担当部課長・担当者検討会を開催しました。
JAグループ石川では、『地域に根ざしたJA』として「食」と「農」に基づいた協同活動の実践を掲げており、各JAが目指すビジョン(あるべき姿)の設定と、現状とのギャップを埋める取り組みの実践につなげることを目的に検討会を開催しました。県内7JAから14人が参加しました。
検討会は平成29年3月まで4回開催し、検討会で協議した内容を参考にして各JAで検討を行い、JAの実情に応じたビジョンの設定と戦略・計画の策定、平成29年度からの実践を目指します。
検討会では、3グループに分かれ、(1)正組合員・准組合員等にとっての望ましい未来の姿とJAのあるべき姿、(2)正組合員・准組合員・JA等を取り巻く現在の環境と影響、(3)JAのあるべき姿の実現を妨げる要因を協議し、グループ毎に協議結果を発表しました。
次回の検討会では、あるべき姿の実現に向けた対応策を検討することとしています。
【グループ討議の主な意見】
○JAのあるべき姿
・JAと農業者・地域がチームとして連携して取り組む姿
・農業者と消費者のパイプ役を果たす姿
・地域農業に対する理解を促進する姿
・地元のレストランや旅館に地元野菜の活用を薦める姿
・担い手農家にJA役職員が訪問し意見交換する姿
○JA・組合員等を取り巻く環境と影響
(仮に何も手を打たないままだと、将来はどのようになると考えるか)
・正組合員の減少・准組合員の増加
・農業者の減少・耕作放棄地の増加
・農業所得増大ではなく、共済等の推進がメインとなる
○あるべき姿の実現を妨げる要因
・JA職員間で、情報や危機感が共有されていない
・固定観念・思い込みで次世代層にアプローチができていない
・組合員とJA職員のコミュニケーション不足