谷本県知事にTPP大筋合意に関する要請を実施しました。

2015.11.30

　10月にＴＰＰ（環太平洋経済連携協定）が大筋合意をしたことを踏まえ、11月19日（木）にＪＡ石川県中央会の上坂英善会長をはじめ東専務理事と西農業対策部長は県庁を訪問し、谷本県知事に｢ＴＰＰ大筋合意に関する要請｣を実施しました。

　上坂会長は、｢農家が不安なく営農を続けるため、ＴＰＰの内容や影響、対策の詳しい説明が早くなされるよう力添えをお願いしたい｣と述べたほか、｢大筋合意の内容と国会決議の検証が必要｣など県知事の立場から国等への働きかけを要請しました。

　これに対して、谷本県知事は｢詳細な内容が分からないのは県も同じ｣としながらも、｢47都道府県共通の課題なため、全国知事会でも取り組む｣とし、今後政府や農林水産省へ継続的に働きかけを実施するとしています。

　その他、県中央会代表者は17日には稲村建男県農業研究会会長と吉﨑吉規同事務局長、18日に中村勲県議会議長に同内容で要請しました。

＜谷本県知事（右）に要請する上坂会長（中）、東専務（左）＞