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米づくり体験農園、全校生徒で田植え体験しました。
2015.06.12
5月15日、金沢市立三谷小学校において、1年生から6年生による田植え体験が行われました。
この取り組みは、JAグループ石川が実施主体となり、日本人の主食であるお米について作業体験を通じて、食料・農業に対する理解を深めることや勤労の尊さを体験することを目的とし、毎年実施されているものであり、今年度は県内88小学校で行われています。
三谷小学校は、この取り組みが始まった平成12年から取り組み、途中、実施していない年はあったものの今年で8年目であり、植えたもち米は、収穫祭に餅つきをする予定です。
全校児童54名は学校のそばにある中村英雄さんの田んぼ300平方メートルに「新大正もち」の苗を植えました。中村さんから苗の植え方を教わった後、田んぼの両サイド側にわかれて行いました。
1年生ははじめての体験ということもあり、田植えの練習を行って本番に臨みましたが、本番は、泥の中をうまく歩けなかったり、苗束から3本の苗を思うように分けらなかったり、と当初は戸惑いながらの作業でした。しかし、上級生がつきっきりで教えたりして最後の方は作業も慣れてきたようでした。2年生以上は経験者のため、時には泥に足をとられしりもちをつきながらも楽しみながら、手際よく植えていました。
田植えが終わった後、児童から「楽しかった」「モチが楽しみ」「泥がぬるぬるして気持ち悪かった」との声が聞かれました。
なお、三谷小学校では、今後、草取り体験や稲の生長観察を行い、9月には稲刈り体験する予定となっています。
苗の植え方を説明する中村英雄さん | 児童による田植え |